HTMLサイト作成ソフトSIRIUS(シリウス)とは
ホームページ作成ソフトの中でも人気急上昇中なのは、HTMLサイト作成ソフトSIRIUS(シリウス)。前作のサイト量産ソフトAQUASの後継ソフトとして誕生しました。
このSIRIUS(シリウス)は、AQUASの購入者5000人から集められた要望を元に、より使いやすいように改良、アフィリエイトサイトとして使うのに徹底追及されたホームページ作成ソフトです。
特徴的なのは、このSIRIUS(シリウス)の購入者限定でアフィリエイト報酬がアップされるという特典。購入者でない人が、このSIRIUS(シリウス)をアフィリエイトして報酬を得ようとしても、あるアフィリエイトASPではなんと1件につき1円しかもらえませんが、SIRIUS(シリウス)購入者には大幅な報酬アップが約束されています。(このアフィリエイト報酬目当てでのSIRIUS(シリウス)購入者も結構いるようです)
さて、実際のホームページ作成やソフトの操作についてはどうかというと…
「HTMLやCSS(スタイルシート)を編集するための専門的な知識がなくても、キーボードを打って記事(文章)を入力する事ができれば、簡単に綺麗なホームページを次々と増やしていく事ができる」とうたっているだけあって、
HTMLのタグやCSS(スタイルシート)などを覚えなくても、ホームページのデザインテンプレートや画像・アイコン・ボタンなど、SIRIUS(シリウス)の中に用意された物をパズルのように選んで、必要な文章を入力すれば、最後にはホームページを完成させることができ、SIRIUS(シリウス)の機能を使いこなすことさえできれば、初心者でも手早くクォリティーの高いホームページを作ることができそうです。
見栄えを良くするための画像を作る時間を極力省いて、たくさんホームページを作ろう、という人にはとても役立つ機能が、SIRIUS(シリウス)には備わっているんですね。
SIRIUS(シリウス)のテンプレートの特徴
SIRIUS(シリウス)のテンプレートは
デフォルトタイプ・角丸タイプ・ビジネスタイプの3種類にそれぞれ
カラム別に3タイプ、そして各10色色違いのテンプレートがあります。
デフォルトタイプは、汎用タイプのテンプレートで、どんな用途にも無難に使えそうです。
角丸タイプは、丸みを帯びたデザインにすることによって、女性らしい可愛らしい雰囲気のあるテンプレートになっています。
ビジネスタイプは、画面横長に広がるヘッダーとヘッダーメニューが特徴的なデザインの、企業ホームページに向いているテンプレートです。
SIRIUS(シリウス)に用意されている画像素材
ヘッダー画像500枚以上、背景素材90以上、ボタン素材350以上が用意されていて、文字装飾や背景スタイルも多く揃っています。
ホームページを数多く作るうえで、同じようなデザインのホームページを作らないためにも、色々な画像がたくさん必要になってきます。これを補うため、SIRIUS(シリウス)用のテンプレートを別途販売・配布している人もいるようです。
SIRIUS(シリウス)上で画像編集・画像作成ができる!
通常、ヘッダー画像の上に表示されるテキストには文字装飾ができませんが、このSIRIUS(シリウス)では、画像編集ソフトを使わなくても、ヘッダーの文字を装飾したり、デフォルトで用意されている無地の350種類以上のボタン素材の上に文字を記入して加工するなどの画像加工ができます。
また、サムネイル画像の取得もクリック操作のみで簡単。SIRIUS(シリウス)に搭載のレーダーチャート作成機能でアフィリエイトの比較サイトに欠かせない円型グラフも作れます。
肝心な、SIRIUS(シリウス)の操作性は…
「無料ブログ」「パズルのように」という表現がされるように、SIRIUS(シリウス)はHTMLタグを知らない初心者でもHTMLによるホームページを作れるように作られているので、クリックやドラッグ&ドロップなどの簡単なマウス操作のみでホームページを作ることができます。
また、2013年にバージョンアップとして、プレビュー画面上でホームページの編集操作をできる「デザインモード」が追加されました。HTMLタグが苦手な初心者もより楽に編集することができるようになりました。
それから、パソコンのデスクトップなどにある画像を、いちいちアップロードしたりせずに、ドラッグ&ドロップの簡単操作で、記事編集部分に簡単に追加できるようにもなっています。
SIRIUS(シリウス)では、テーブルエディタで「表」を作成
商品の比較や商品紹介などのように「表」形式でホームページを作りたいときは、通常テーブルタグとい記号を使ってホームページを作りますが、これについても、SIRIUS(シリウス)では、自分でテーブルタグを入力することなく、「テーブルエディタ」という機能を使って、プレビューから選択したり、簡単に色を変えたり自在に調整することができます。
SIRIUS(シリウス)ならでは、アフィリエイトに便利なコンテンツ自動取得機能
SIRIUS(シリウス)では、楽天・アマゾン・インフォトップの扱うアフィリエイト商品の中から検索して配置の方法を選べば、簡単に商品情報をホームページに表示させることができます。
携帯サイト・スマホサイト(iPhoneサイト同時生成機能は上位版限定)
SIRIUS(シリウス)でホームページを作ると、携帯やiPhone(スマートフォン)用のテンプレートも同時に生成し、簡単な操作で携帯サイトやスマホサイトを作ることができます。
SIRIUS(シリウス)に搭載されているSEO(検索エンジン対策)機能
●Ping送信
SIRIUS(シリウス)では、RSSを生成してブログと同じようなPing送信やサイトマップの送信をすることができます。これにより検索エンジンへのインデックスが早くなります。
●トラックバック送信
SIRIUS(シリウス)では、HTMLサイトでありながら、ブログと同じようなトラックバック送信の機能を実現しました。このトラックバック送信ができることで、他のブログから被リンクをもらう事が簡単にできます。
●被リンク自動獲得機能(上位版限定)
SIRIUS(シリウス)では、SIRIUS(シリウス)ユーザー同士の間で、リンクをしたり、また逆に他のユーザーのホームページからリンクをもらう「クロスリンク」方式が利用できます。
●リンク集自動登録機能(上位版限定)
SIRIUS(シリウス)では、「Yomi-Search」や「i-Navigator」などの検索エンジンやリンク集に自動で登録する事ができます。
●ソーシャルブックマーク自動登録機能(上位版限定)
SIRIUS(シリウス)では、はてなブックマークなどのソーシャルブックマークサイト大手8社に自動で登録することができます。
これらの機能により、被リンクを増やすことができて、検索エンジンへのインデックスが促進され、結果としてSEO(検索エンジン対策)に効果的であると考えられています。
まとめと感想
★中級者向き
★作業内容やパソコンによっては動作が重いことも
★使えるパソコンに制限あり
★価格は中程度 28,800円(税込み)
ひとことでいうと、これは完全にアフィリエイター向きのホームページ作成ソフトですね。
なぜ、アフィリエイター向きかというと、操作の手間を省いてホームページを量産することを第一に考えられているからです。
アフィリエイト向けにつくられているからといって、一般的なホームページをつくることはできないのかというとそうではなく、企業用ホームページや個人のホームページなどもつくることもできます。
しかし、SIRIUS(シリウス)に準備されているテンプレートの中から希望のものがない場合は、自分でデザインを考えたり、テンプレートを編集したりしなくてはならず、テンプレートのカスタムについてはサポート外のため、やはりHTMLやCSS(スタイルシート)の知識が必要になってきます。
また、実際に使っている人の感想としては、ブログのような機能はついていないので、こまめに記事を更新するタイプのホームページとしてではなく「ホームページを完成させたらその後は放置」するような用途に向いているとの声もありました。自由度は低いとのことです。
あまりデザインにこだわらず、ホームページを大量につくりたい人には大変助かるホームページ作成ソフトなのではないでしょうか。
推奨OSはWindows XP以降、その他にもCPU・メモリ・ハードディスクなど、SIRIUS(シリウス)の動作環境について注意事項があります。複数のパソコンで使うときは、別途追加ライセンスの購入が必要です。
[SEO(検索エンジン対策)済みテンプレートという表記について]
実は、とあるSEO(検索エンジン対策)関連団体の理事長が
「SEO(検索エンジン対策)済みのテンプレートなどありえない」
と過去におっしゃったことがあります。
SEO(検索エンジン対策)に重要なのはキーワードを含むコンテンツ(記事)であって、そのキーワードを含んでいる文章も何も存在していない空のホームページテンプレートにSEO(検索エンジン対策)済みということはありえない、という意味ですね。
しかし、ホームページテンプレートにおいて「SEO(検索エンジン対策)済み」というのはおそらく、無駄のない正確なタグを入力することができて、内部リンクなども効果的に生成されるので、ある程度のSEO(検索エンジン対策)効果は期待できる、ということではないかと思います。
自分のホームページをGoogleやYahoo!の検索上位に表示させたいと思ったら、小手先のテクニックにこだわるよりも、こつこつ有益な記事を積み重ねていくことが一番ではないかと私は考えています。
|