相続、遺言、会社設立、許認可申請、在留資格、内容証明、契約書作成などで行政書士に相談したいと思ったとき、「近くに相談できる行政書士はいるのかな?」と探す方は多いと思います。
「近くの行政書士はどうやって探せばいいの?」
「同じ市区町村の行政書士に相談した方がいいの?」
「近ければどの行政書士でも大丈夫?」
「地域から探すときは、何を確認すればいいの?」
このように、はじめて行政書士を探す方にとって、探し方は分かりにくいものです。
近くの行政書士を探すときは、地域だけでなく、自分の相談内容に対応しているかも確認することが大切です。
行政書士には、それぞれ取扱業務や得意分野があります。
相続・遺言に対応している行政書士もいれば、建設業許可、飲食店営業許可、古物商許可、在留資格、契約書作成などを多く扱っている行政書士もいます。
そのため、「家から近いから」という理由だけで選ぶのではなく、相談したい内容に合っているかも確認することが大切です。
この記事では、近くの行政書士を探す方法と、地域から相談先を見つけるときのポイントを分かりやすく解説します。
「近くで相談できる行政書士を探したい」という方は、ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
この記事では、次のようなことが分かります。
- 近くの行政書士を探す方法
- 地域から行政書士を探すメリット
- 近さだけで選ばない方がよい理由
- 相談内容に合う行政書士の見つけ方
- 行政書士の掲載ページで確認したいこと
- 問い合わせ前に準備したいこと
- 地域から行政書士を探すときの注意点
行政書士を探すときは、地域から探すことも大切ですが、それだけでは十分ではありません。
自分が相談したい内容に対応しているか、料金や相談方法が分かりやすいか、問い合わせしやすいかも確認することが大切です。
近くで相談できる行政書士を探しながら、自分の相談内容に合う相談先を見つけていきましょう。
近くの行政書士を探すときは、地域だけでなく、相談内容に対応しているかも確認しましょう。
近くの行政書士を探す方法
近くの行政書士を探す方法はいくつかあります。
代表的な探し方は、次のとおりです。
- 行政書士検索サイトで地域から探す
- Google検索で「地域名 行政書士」と検索する
- 都道府県や市区町村名で探す
- 行政書士会の情報を確認する
- 知人や取引先に紹介してもらう
- 行政書士事務所のホームページを見る
それぞれの探し方には、メリットがあります。
行政書士検索サイトを使うと、都道府県や市区町村から探しやすく、複数の行政書士を見比べやすいです。
Google検索を使う場合は、「横浜市 行政書士 相続」「大阪市 建設業許可 行政書士」のように、地域名と相談内容を組み合わせると探しやすくなります。
行政書士会の情報を確認すると、その地域に所属している行政書士を探せる場合があります。
また、知人や取引先から紹介してもらう方法もあります。
ただし、どの方法で探す場合でも、最終的には「自分の相談内容に対応しているか」「料金や対応範囲が分かりやすいか」を確認することが大切です。
地域名だけでなく、相談内容も一緒に確認しながら行政書士を探しましょう。
近くの行政書士を探すときは、「家から近い」という理由だけで選ばないことが大切です。
行政書士によって、相続、許認可、在留資格、契約書作成など、取扱業務は異なります。
近さに加えて、自分の相談内容に対応しているかを確認しましょう。
たとえば、相続手続きを相談したい場合は、相続人調査や戸籍収集、遺産分割協議書の作成などに対応している行政書士を探すとよいです。
建設業許可を取りたい場合は、建設業許可の申請に対応している行政書士を探す必要があります。
在留資格やビザ申請を相談したい場合は、在留資格の申請に詳しい行政書士や、申請取次に対応している行政書士を探すと相談しやすい場合があります。
近さは大切ですが、相談内容との相性もとても大切です。
地域から行政書士を探すメリット
地域から行政書士を探すことには、いくつかのメリットがあります。
主なメリットは、次のとおりです。
- 対面相談しやすい
- 書類の受け渡しがしやすい
- 地域の役所・警察署・保健所などに詳しい場合がある
- 管轄の行政庁に慣れている場合がある
- 地元の事業事情に詳しい場合がある
- 相続や許認可申請では地域性が関係することもある
近くの行政書士であれば、実際に会って相談しやすいという安心感があります。
はじめて相談する場合、電話やメールだけでは不安という方もいると思います。
そのような場合は、近くで対面相談できる行政書士を探すと相談しやすいでしょう。
また、許認可申請では、管轄の役所、警察署、保健所などが関係することがあります。
たとえば、飲食店営業許可では保健所、古物商許可では警察署、建設業許可では都道府県などの窓口が関係します。
地域の手続きに慣れている行政書士であれば、相談しやすい場合があります。
地域から探すと、対面相談や地域の管轄窓口に関する相談がしやすい場合があります。
近さだけで選ばない方がよい理由
近くの行政書士を探すことは大切ですが、近さだけで選ぶのは注意が必要です。
なぜなら、近くにいる行政書士が、必ずしも自分の相談内容に対応しているとは限らないからです。
行政書士には、それぞれ主な取扱業務があります。
たとえば、次のような行政書士がいます。
- 相続に強い行政書士
- 建設業許可に詳しい行政書士
- 飲食店営業許可に対応している行政書士
- 古物商許可を扱う行政書士
- 在留資格・ビザ申請に詳しい行政書士
- 契約書作成を扱う行政書士
- 内容証明や合意書作成を扱う行政書士
同じ行政書士でも、得意な分野や多く扱っている業務は異なります。
たとえば、近くに行政書士事務所があっても、在留資格やビザ申請には対応していない場合があります。
また、相続を中心に扱っている行政書士が、建設業許可や産業廃棄物収集運搬業許可には対応していない場合もあります。
近くの行政書士を探すときは、まず地域で探し、そのうえで取扱業務を確認することが大切です。
近さだけで決めず、自分の相談内容に対応している行政書士か確認しましょう。
相談内容を先に整理する
行政書士を探す前に、自分が何を相談したいのかを整理しておきましょう。
相談内容がはっきりしていると、地域から探すときに、自分に合う行政書士を見つけやすくなります。
たとえば、次のような内容です。
- 相続手続き
- 遺言書作成
- 会社設立・開業準備
- 建設業許可
- 飲食店営業許可
- 古物商許可
- 在留資格・ビザ申請
- 内容証明
- 契約書作成
- 農地転用
- 車庫証明
- 産業廃棄物収集運搬業許可
「行政書士に相談したい」というだけでは、相談内容が広すぎて、どの行政書士が合うのか分かりにくくなります。
たとえば、相続手続きなのか、許認可申請なのか、契約書作成なのかによって、探すべき行政書士は変わります。
また、同じ許認可申請でも、建設業許可、飲食店営業許可、古物商許可、産業廃棄物収集運搬業許可など、手続きごとに必要な知識や書類が異なります。
相談内容を整理してから地域で探すと、行政書士を選びやすくなります。
行政書士を探す前に、まず相談したい内容を整理しておきましょう。
都道府県から探す方法
近くの行政書士を探すときは、まず都道府県から探す方法があります。
たとえば、東京都、神奈川県、大阪府、愛知県、福岡県など、都道府県単位で行政書士を探す方法です。
都道府県単位で探すメリットは、次のとおりです。
- 広い範囲から探せる
- 近くの市区町村に限定しすぎない
- 相談内容に合う行政書士を見つけやすい
- オンライン相談に対応している行政書士も探しやすい
自分の市区町村だけで探すと、対応できる行政書士が少ない場合があります。
そのようなときは、同じ都道府県内まで範囲を広げると、相談内容に合う行政書士を見つけやすくなります。
たとえば、住んでいる市区町村内に在留資格に詳しい行政書士が見つからない場合でも、同じ都道府県内の別の市区町村に対応している行政書士がいるかもしれません。
また、オンライン相談に対応している行政書士であれば、少し離れた地域でも相談できる場合があります。
まずは都道府県単位で探し、その中から近い地域や相談内容に合う行政書士を見つけていくとよいでしょう。
自分の市区町村だけで見つからない場合は、同じ都道府県内まで広げて探してみましょう。
市区町村から探す方法
より近くの行政書士を探したい場合は、市区町村から探す方法があります。
たとえば、「横浜市」「大阪市」「名古屋市」「福岡市」「大和市」など、市区町村名で探す方法です。
市区町村で探すメリットは、次のとおりです。
- 近くの行政書士を見つけやすい
- 対面相談しやすい
- 役所や地域事情に詳しい可能性がある
- 書類の受け渡しがしやすい
対面で相談したい方や、書類を直接渡したい方にとっては、市区町村から探すと相談しやすいです。
また、地域の役所や行政窓口に詳しい行政書士であれば、手続きの流れを相談しやすい場合があります。
ただし、自分の市区町村内に、希望する相談内容に対応している行政書士がいないこともあります。
その場合は、同じ市区町村だけにこだわらず、近隣市区町村や同じ都道府県内まで広げて探してみましょう。
市区町村で探すと近くの行政書士を見つけやすいですが、対応業務も必ず確認しましょう。
近隣市区町村も含めて探す
行政書士を探すときは、同じ市区町村だけに限定しすぎないことも大切です。
近くの市区町村でも、十分に対応できる場合があります。
近隣市区町村も含めて探すメリットは、次のとおりです。
- 相談内容に合う行政書士を見つけやすくなる
- オンライン相談や郵送対応が可能な場合がある
- 近隣地域の行政庁や役所に対応している場合がある
- 自分の市区町村に行政書士が少ない場合でも探しやすい
たとえば、自分の市区町村に建設業許可に対応している行政書士が見つからない場合、隣の市や同じ都道府県内の主要都市まで広げると見つかることがあります。
また、契約書作成や内容証明などは、オンラインや郵送で対応できる場合もあります。
その場合、必ずしも自宅から一番近い行政書士でなくても、相談しやすいことがあります。
「近いこと」は大切ですが、「相談内容に合っていること」も大切です。
同じ市区町村で見つからない場合は、近隣市区町村や都道府県内まで広げて探してみましょう。
同じ市区町村で見つからない場合は、近隣市区町村まで広げると選択肢が増えます。
行政書士検索サイトを使う
近くの行政書士を探す方法として、行政書士検索サイトを使う方法があります。
行政書士検索サイトでは、都道府県や市区町村から行政書士を探せることがあります。
行政書士検索サイトを使うメリットは、次のとおりです。
- 地域から探しやすい
- 複数の行政書士を比較しやすい
- 取扱業務を確認しやすい
- ホームページや問い合わせ先を確認しやすい
- 都道府県・市区町村から探せる
たとえば、まず都道府県を選び、その中から市区町村を選ぶことで、近くの行政書士を探せます。
また、掲載ページに取扱業務やホームページURL、問い合わせ方法などが書かれていれば、相談前に確認しやすくなります。
行政書士検索サイトを使うと、複数の行政書士を見比べながら探せるため、自分の相談内容に合う行政書士を見つけやすくなります。
ただし、掲載情報だけでは分からないこともあります。
気になる行政書士が見つかったら、取扱業務、料金、相談方法、対応地域などを直接確認してみましょう。
行政書士検索サイトを使うと、地域から複数の行政書士を見比べやすくなります。
Google検索で探す
Google検索で近くの行政書士を探す方法もあります。
検索するときは、地域名と相談内容を組み合わせると探しやすくなります。
たとえば、次のような検索方法です。
- 横浜市 行政書士 相続
- 大阪市 建設業許可 行政書士
- 名古屋市 在留資格 行政書士
- 福岡市 古物商許可 行政書士
- 近くの行政書士 契約書作成
- 大和市 行政書士 内容証明
このように、地域名だけでなく、相談内容も一緒に入れると、自分の希望に近い行政書士を見つけやすくなります。
ただし、検索結果の上に出てきた行政書士が、必ず自分に合うとは限りません。
検索結果だけで判断せず、行政書士事務所のホームページや掲載ページを確認しましょう。
特に、取扱業務、料金、相談方法、対応地域、問い合わせ方法などは確認しておくと安心です。
また、口コミがある場合は参考になりますが、口コミだけで決めるのではなく、実際の説明や対応も確認して判断しましょう。
Google検索では、地域名と相談内容を組み合わせて探すと見つけやすくなります。
行政書士会の情報を確認する
行政書士を探す方法として、都道府県行政書士会などの情報を確認する方法もあります。
行政書士会は、行政書士が所属する団体です。
地域の行政書士情報や相談会情報などが掲載されている場合があります。
行政書士会の情報を確認するメリットは、地域の行政書士情報にたどり着きやすいことです。
また、無料相談会や相談窓口の情報が掲載されている場合もあります。
ただし、行政書士会の情報だけでは、取扱業務や料金、相談方法などが分かりにくいこともあります。
気になる行政書士が見つかった場合は、個別にホームページを確認したり、直接問い合わせたりして、相談内容に対応しているか確認しましょう。
行政書士会の情報は、地域の行政書士を探すための参考情報のひとつとして活用するとよいでしょう。
行政書士会の情報も参考になりますが、取扱業務や料金は個別に確認しましょう。
知人や取引先から紹介してもらう
知人や取引先から行政書士を紹介してもらう方法もあります。
紹介で探すメリットは、実際に相談した人の感想を聞けることです。
紹介者から「説明が分かりやすかった」「対応が丁寧だった」などの話を聞けると、安心感があります。
また、紹介だと問い合わせしやすいと感じる方もいると思います。
ただし、紹介された行政書士が、自分の相談内容に合うとは限りません。
たとえば、知人が相続で相談した行政書士が、建設業許可や在留資格にも対応しているとは限りません。
また、料金や対応範囲は、相談内容によって変わることがあります。
紹介であっても、正式に依頼する前に、次の内容を確認しておきましょう。
- 自分の相談内容に対応しているか
- 料金はいくらか
- どこまで対応してもらえるか
- 相談方法は合っているか
- 他の専門家が必要な内容ではないか
紹介は安心材料になりますが、最終的には自分の相談内容に合っているかを確認することが大切です。
紹介された行政書士でも、自分の相談内容に対応しているかは必ず確認しましょう。
掲載ページで確認したいこと
行政書士検索サイトや行政書士事務所のホームページを見るときは、掲載されている情報を確認しましょう。
確認したい内容は、次のとおりです。
- 事務所名
- 所在地
- 対応地域
- 取扱業務
- 料金
- 相談方法
- 営業時間
- 問い合わせ方法
- ホームページURL
- 実績や説明
- 写真や雰囲気
まず確認したいのは、自分の相談内容が掲載されているかどうかです。
たとえば、相続について相談したい場合は、「相続」「遺産分割協議書」「戸籍収集」などの記載があるか確認します。
建設業許可を相談したい場合は、「建設業許可」「許認可申請」などの記載があるか確認しましょう。
在留資格を相談したい場合は、「在留資格」「ビザ申請」「申請取次」などの記載があるか確認するとよいです。
掲載ページの情報が分かりやすいほど、相談前の不安を減らしやすくなります。
一方で、掲載ページだけでは分からないこともあります。
不明点があれば、問い合わせて確認しましょう。
掲載ページでは、所在地だけでなく、取扱業務や相談方法も確認しましょう。
取扱業務を確認する
近くの行政書士を探すときに、特に大切なのが取扱業務の確認です。
行政書士によって、対応している業務は異なります。
確認したい内容は、次のとおりです。
- 相続・遺言に対応しているか
- 建設業許可に対応しているか
- 飲食店営業許可に対応しているか
- 古物商許可に対応しているか
- 在留資格に対応しているか
- 内容証明に対応しているか
- 契約書作成に対応しているか
自分の相談内容が掲載されていない場合でも、対応できる場合があります。
そのため、気になる行政書士が見つかったら、問い合わせて確認してみるとよいでしょう。
たとえば、「ホームページには建設業許可と書かれていますが、産業廃棄物収集運搬業許可にも対応していますか?」と聞くこともできます。
また、「契約書作成と書かれていますが、業務委託契約書にも対応していますか?」と確認することもできます。
取扱業務が自分の相談内容に合っているかを確認することで、相談先を選びやすくなります。
取扱業務に自分の相談内容があるかを確認することで、相談先を選びやすくなります。
料金を確認する
行政書士に依頼する前には、料金も確認しておきましょう。
行政書士の料金は、事務所や手続き内容によって異なります。
料金を確認するときのポイントは、次のとおりです。
- 相談料
- 書類作成費用
- 申請代行費用
- 実費
- 追加費用
- 支払い時期
- 見積もりの有無
たとえば、許認可申請では、行政書士への報酬のほかに、申請手数料や証明書取得費用などの実費がかかる場合があります。
相続手続きでは、戸籍取得費用や郵送費などがかかる場合があります。
契約書作成では、文案作成費用、修正費用、追加条項の作成費用などを確認しておくと安心です。
料金が掲載されていない場合でも、問い合わせ時に確認すれば大丈夫です。
大切なのは、料金の安さだけで判断しないことです。
「どこまで対応してもらえる料金なのか」「追加費用がかかる場合はあるのか」を確認しましょう。
料金は、金額だけでなく、どこまで対応してもらえるかも確認しましょう。
相談方法を確認する
行政書士を探すときは、相談方法も確認しておきましょう。
相談方法には、次のようなものがあります。
- 対面相談
- 電話相談
- メール相談
- オンライン相談
- 出張相談
- 郵送対応
近くの行政書士であれば、対面相談がしやすいというメリットがあります。
一方で、仕事や家庭の都合で事務所へ行くのが難しい方もいると思います。
その場合は、電話相談やオンライン相談に対応している行政書士を探すと相談しやすいです。
また、契約書作成や内容証明などは、メールや郵送で資料をやり取りしながら進められる場合もあります。
近くの行政書士でも、相談方法が自分に合わない場合があります。
反対に、少し離れていても、オンライン相談に対応している行政書士なら相談しやすい場合があります。
自分が相談しやすい方法に対応しているかを確認しましょう。
対面相談だけでなく、電話・メール・オンライン相談に対応しているかも確認してみましょう。
行政書士に問い合わせる前に準備すること
行政書士に問い合わせる前に、分かる範囲で情報を整理しておくと、相談がスムーズになります。
問い合わせ前に整理しておきたい内容は、次のとおりです。
- 相談したい内容
- 現在の状況
- 希望する手続き
- 期限
- 関係書類
- 相手方や関係者の情報
- 相談方法の希望
- 予算
- 自分で準備できる書類
たとえば、相続手続きであれば、亡くなった方との関係、相続人、遺言書の有無、財産の内容などを整理しておくとよいです。
建設業許可であれば、会社名、所在地、取得したい許可の種類、現在の事業内容、いつまでに許可が必要かを整理しておくと相談しやすくなります。
在留資格であれば、現在の在留資格、在留期限、申請したい内容、勤務先や家族関係などを整理しておくとよいでしょう。
すべてを完璧に準備する必要はありません。
分かる範囲で整理して、分からない部分は相談時に確認しましょう。
問い合わせ前に、相談内容、現在の状況、期限、関係書類を整理しておくと相談しやすくなります。
問い合わせで確認したいこと
行政書士に問い合わせるときは、いくつか確認しておきたいことがあります。
問い合わせ時に確認したい内容は、次のとおりです。
- その手続きに対応しているか
- 相談方法
- 料金
- 必要書類
- 期間の目安
- 対応地域
- 申請まで対応してくれるか
- 追加費用の有無
- 他の専門家が必要か
- 急ぎの場合に対応できるか
初回問い合わせで、すべてを完璧に聞く必要はありません。
ただし、正式に依頼する前には、料金や対応範囲を確認しておくことが大切です。
たとえば、許認可申請では、書類作成だけなのか、申請書類の提出まで対応してくれるのか、補正対応も含まれるのかを確認しておきましょう。
契約書作成では、文案作成だけなのか、修正対応が含まれるのかを確認すると安心です。
また、相手との争いがある場合や、登記・税務が関係する場合は、弁護士、司法書士、税理士など他の専門家が必要になることがあります。
行政書士に対応できる範囲を確認しながら相談しましょう。
正式に依頼する前に、料金、対応範囲、追加費用の有無を確認しておきましょう。
近くの行政書士に相談しやすい内容
地域の行政書士に相談しやすい内容には、いくつかあります。
たとえば、次のような手続きです。
- 相続手続き
- 遺言書作成
- 建設業許可
- 飲食店営業許可
- 古物商許可
- 車庫証明
- 農地転用
- 各種許認可
これらの手続きでは、地域の役所、警察署、保健所、行政庁などが関係することがあります。
そのため、近くの行政書士や地域に詳しい行政書士に相談しやすい場合があります。
たとえば、飲食店営業許可では、店舗所在地を管轄する保健所が関係します。
古物商許可では、営業所の所在地を管轄する警察署が関係します。
建設業許可では、都道府県や国土交通大臣許可など、事業の状況によって申請先が変わることがあります。
地域の行政手続きに慣れている行政書士であれば、必要書類や流れについて相談しやすい場合があります。
地域の役所や警察署、保健所が関係する手続きは、近くの行政書士に相談しやすい場合があります。
オンラインでも相談しやすい内容
行政書士への相談は、必ずしも近くでなければいけないわけではありません。
内容によっては、オンラインでも相談しやすい場合があります。
オンラインで相談しやすい内容としては、次のようなものがあります。
- 契約書作成
- 内容証明
- 一部の相続相談
- 会社設立前の相談
- 在留資格相談
メールやオンライン会議、郵送で資料をやり取りできる場合は、地域にこだわりすぎなくても相談できることがあります。
たとえば、契約書作成では、メールで契約内容を整理し、文案を確認しながら進められる場合があります。
内容証明も、文案作成や内容整理はオンラインで相談できる場合があります。
在留資格の相談も、必要書類や状況確認をオンラインで行える場合があります。
ただし、申請先や管轄、本人確認、原本書類の確認などが関係する場合は、対応方法を確認しておくことが大切です。
近くに希望する行政書士が見つからない場合は、オンライン対応の有無も確認してみましょう。
近くに見つからない場合は、オンライン相談に対応している行政書士も探してみましょう。
他の専門家が必要になるケース
行政書士に相談できる内容は多いですが、すべての問題を行政書士が対応できるわけではありません。
相談内容によっては、弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士など、他の専門家が必要になることがあります。
弁護士に相談した方がよいケースは、次のとおりです。
- 相手との交渉
- 裁判
- 紛争性の高い案件
- 慰謝料や損害賠償で争いがある
司法書士に相談した方がよいケースは、次のとおりです。
- 不動産登記
- 会社設立登記
- 相続登記
税理士に相談した方がよいケースは、次のとおりです。
- 税務申告
- 相続税
- 贈与税
社会保険労務士に相談した方がよいケースは、次のとおりです。
- 労務管理
- 社会保険
- 就業規則
たとえば、相続手続きで遺産分割協議書の作成は行政書士に相談できる場合がありますが、相続人同士で争いがある場合は弁護士に相談した方がよいことがあります。
また、相続登記は司法書士、相続税の申告は税理士に相談する内容です。
行政書士に相談できる内容か迷う場合は、まず問い合わせで確認してみてもよいでしょう。
相手との交渉、登記、税務、労務などは、行政書士以外の専門家が必要になる場合があります。
近くの行政書士を探すときの注意点
近くの行政書士を探すときは、いくつか注意したいポイントがあります。
注意したい内容は、次のとおりです。
- 近さだけで決めない
- 料金だけで決めない
- 取扱業務を確認する
- 掲載情報だけで判断しない
- 正式依頼前に料金を確認する
- 他の専門家が必要な案件か確認する
- 急ぎの場合は期限を伝える
- 行政書士が対応できる範囲を確認する
近くの行政書士は相談しやすい一方で、自分の相談内容に対応していない場合もあります。
また、料金が安く見えても、どこまで対応してくれるのか分からない場合があります。
掲載ページやホームページを見て気になる行政書士が見つかったら、取扱業務、料金、対応範囲、相談方法などを確認しましょう。
急ぎの手続きの場合は、最初に期限を伝えることも大切です。
たとえば、在留期限、開業予定日、許可が必要な日、契約締結日などが決まっている場合は、早めに相談しましょう。
近くの行政書士を探すときは、取扱業務、料金、対応範囲、期限を確認しましょう。
良い相談先を見つけるためのチェックポイント
近くの行政書士を探すときは、次のポイントを確認すると相談先を選びやすくなります。
- 相談内容に対応している
- 地域や管轄に対応している
- 説明が分かりやすい
- 料金が明確
- 相談方法が合っている
- 問い合わせしやすい
- 対応範囲が分かりやすい
- 必要に応じて他の専門家を案内してくれる
特に大切なのは、相談内容に対応していることです。
近くても、相談したい内容を扱っていなければ、希望するサポートを受けられない場合があります。
また、料金や対応範囲が分かりやすいかも大切です。
「どこまで対応してもらえるのか」「追加費用がかかる可能性はあるのか」「他の専門家が必要になる内容ではないか」を確認しておきましょう。
説明が分かりやすく、質問しやすい行政書士であれば、はじめての方でも相談しやすいです。
良い相談先を見つけるには、近さだけでなく、相談内容、料金、説明の分かりやすさも確認しましょう。
相談前チェックリスト
近くの行政書士を探す前に、次の内容を確認しておくと便利です。
- 相談内容は整理できているか
- 地域はどこで探すか
- 市区町村だけでなく都道府県内も見ているか
- 取扱業務に相談内容があるか
- 料金は確認したか
- 相談方法は合っているか
- 期限は伝えられるか
- 必要書類は手元にあるか
- 他の専門家が必要な内容ではないか
- 正式依頼前に不明点を質問したか
このチェックリストは、すべてを完璧に埋める必要はありません。
行政書士を探すときの目安として使ってください。
特に、相談内容、地域、取扱業務、料金、相談方法は確認しておくと安心です。
自分の市区町村で見つからない場合は、近隣市区町村や同じ都道府県内まで広げて探してみましょう。
チェックリストは完璧に埋めなくても大丈夫です。行政書士を探すときの目安として使いましょう。
よくある勘違い
近くの行政書士を探すときには、よくある勘違いがあります。
たとえば、次のようなものです。
- 近い行政書士なら必ず対応してくれる
- 同じ市区町村で探さないといけない
- 行政書士なら誰でも同じ
- 料金が安いところが一番よい
- ホームページがあるだけで安心
- オンライン相談では対応できない
- 行政書士がすべての法律問題を解決できる
このように思っている方もいるかもしれません。
でも、近い行政書士が必ず自分の相談内容に対応しているとは限りません。
また、同じ市区町村で見つからない場合でも、近隣市区町村や同じ都道府県内に相談しやすい行政書士がいる場合があります。
行政書士によって取扱業務は異なるため、相談内容に合っているか確認することが大切です。
また、料金が安いことは魅力ですが、対応範囲や追加費用も確認する必要があります。
オンライン相談に対応している行政書士もいるため、近くに見つからない場合は、相談方法を広げて探してみるのもよいでしょう。
近い行政書士なら必ず自分に合うとは限りません。地域と相談内容の両方を確認しましょう。
問い合わせるときの聞き方
行政書士に問い合わせるときは、地域、相談内容、現在の状況を伝えると分かりやすくなります。
たとえば、次のように聞くとよいです。
○○市で相続手続きについて相談したいです。戸籍収集や遺産分割協議書の作成に対応していますか?
近くで建設業許可に対応している行政書士を探しています。申請書類の作成から提出までお願いできますか?
飲食店営業許可を取りたいです。保健所への相談や申請書類の作成に対応していますか?
在留資格の更新について相談したいです。オンライン相談や申請取次に対応していますか?
契約書作成を相談したいです。近くでなくてもオンラインで対応できますか?
このように、相談したい内容を具体的に伝えると、行政書士も対応できるか判断しやすくなります。
また、期限がある場合は、最初に伝えておきましょう。
たとえば、在留期限、開業予定日、許可が必要な時期、契約書を使いたい日などが決まっている場合は、早めに伝えることが大切です。
相手とすでに揉めている場合や、相手に弁護士がついている場合は、そのことも伝えておきましょう。
行政書士ではなく、弁護士に相談した方がよい内容か判断しやすくなります。
問い合わせでは、地域、相談内容、期限を具体的に伝えると相談しやすくなります。
近くの行政書士を探すときは、まず地域から探し、そのうえで相談内容に対応しているかを確認するとよいです。
同じ市区町村で見つからない場合は、近隣市区町村や同じ都道府県内まで広げて探してみましょう。
行政書士によって取扱業務は異なるため、地域と相談内容の両方を見ながら選ぶことが大切です。
また、対面相談にこだわりすぎず、電話相談やオンライン相談、郵送対応なども確認すると、相談先の選択肢が広がります。
近さだけではなく、「相談内容に合っているか」「料金が分かりやすいか」「説明が丁寧か」を確認しながら、自分に合う行政書士を探してみましょう。
まとめ
近くの行政書士を探すときは、地域から探すことができます。
地域の行政書士は、対面相談がしやすく、地域の役所や警察署、保健所などに詳しい場合があります。
ただし、近さだけで選ぶのではなく、自分の相談内容に対応しているか、料金が分かりやすいか、相談方法が合っているかを確認することが大切です。
自分の市区町村で見つからない場合は、近隣市区町村や同じ都道府県内まで広げて探してみましょう。
行政書士を探す前に、相談内容や期限、関係書類を整理しておくと、問い合わせもしやすくなります。
また、相手との交渉、裁判、登記、税務、労務などは、行政書士ではなく他の専門家が必要になる場合があります。
行政書士に相談できる内容か分からない場合は、まず問い合わせで確認してみましょう。
近くの行政書士を探すときは、地域と相談内容の両方を見ながら、自分に合う相談先を見つけることが大切です。
近くの行政書士を探すときは、地域と相談内容の両方を確認して、自分に合う相談先を見つけましょう。
近くの行政書士を探している方は、お住まいの地域から行政書士を探してみてください。
トレ行政書士では、全国の行政書士を地域から探すことができます。
相続・遺言、会社設立、許認可申請、在留資格、内容証明、契約書作成など、相談内容に合う行政書士を地域から探してみましょう。
あなたの相談内容に合う行政書士を、地域から探してみてください。
地域から行政書士を探す


この文章を書いている私は、全国の行政書士を地域から探せる「トレ行政書士」を運営しています。
行政書士に相談したい方が、安心して自分に合う相談先を見つけられるように、相談前に知っておきたいことを分かりやすくお伝えします。