「コードがたくさんあって、どれをどう使えばいいのかわからない」「ピアノをもっと自由に弾きたいけど、どうしたらいいの」と悩んでいませんか?
ここでは、ピアノでのコード演奏の基本と、それを使った上達のコツについて、分かりやすく解説します。
なお、この文章を書いている私は、、、

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ピアノを始めたばかりの人や、もっと上手に弾きたいと思っている人にとって、コードはとても大切なものです。
コードを学ぶことで、いろんな曲の伴奏ができるようになったり、自分で曲を作る楽しさを知ることができます。
ここでは、ピアノのコードについて、初心者でも簡単に理解できるように基礎からしっかりと説明していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ピアノコードとは?

ピアノコードとは、ピアノで複数の音を一緒に弾くことで、きれいな音のかさなり(和音)を作る方法のことです。
ピアノを弾くときに、メロディー(歌の主なメロディー部分)だけではなく、背景に流れる音楽(伴奏)も大切です。
この伴奏を豊かにするのが、コードの役割です。
コードの種類について
コードにはいくつかの種類があります。
たとえば、「メジャーコード」は明るい感じの音楽によく使われて、「マイナーコード」は少し悲しい感じの曲に合います。
この他にも、「セブンスコード」といったもっと複雑なコードがありますが、基本はこの2つから始めるといいでしょう。
コードを学ぶメリット
コードを学ぶことで、ただピアノのキーをたたくだけではなく、曲に深みや感情を加えることができます。
また、友だちと一緒に音楽を楽しんだり、自分で曲を作ったりする時にも、コードはとても役に立ちます。
ピアノでコードを弾くのは、色んな音を組み合わせて、より豊かな音楽を作り出す素晴らしい方法になりますよ。
この記事を読んで、ピアノのコードについてもっと知り、自分のピアノ演奏に役立ててくださいね!
基本的なピアノコードの押さえ方

ピアノで基本的なコードを弾く方法を学びましょう。
ここでは、ピアノでよく使われるコードの押さえ方を、わかりやすく説明します。
メジャーコードの押さえ方
メジャーコードは、音楽を明るく元気にする効果があります。
たとえば、「Cメジャーコード」は、以下のように弾きます。
・親指(1番)でCの音を、 |
これが、Cメジャーコードの基本的な形です。
このパターンを他のキーにも適用することができます。
■ メジャーコード
画像出典:ピアノコード一覧
マイナーコードの押さえ方
マイナーコードは、曲に深みや少し悲しい感じを加えます。
たとえば、「Am(Aマイナーコード)」は、以下のように弾きます。
・親指でAの音を、 |
メジャーコードからマイナーコードへの変更は、中央の音を半音下げることがポイントです。
■ マイナーコード
画像出典:ピアノコード一覧
ピアノコードの練習のコツ
コードを覚えるには、まず基本的なメジャーコードとマイナーコードをいくつか選んで、それらを繰り返し弾いてみましょう。
また、コードを押さえるときは、指の位置や力の入れ方に注意して、きれいな音が出るように心がけてください。
なお、コードを弾く練習をするときは、メトロノームを使ってリズムを一定に保つことも大切です。
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コードを弾くことは、ピアノ演奏の基礎となります。 |
ピアノコードの読み方とコツ

ピアノのコードを読む方法は、最初は少し難しく感じるかもしれませんが、基本を覚えればとても簡単です。
ここでは、コードの読み方と、それを理解するためのポイントを紹介します。
コードの名前の意味
コードには、たとえば「C」や「Am」のように、アルファベットと数字、時には記号が使われます。
アルファベットは、そのコードの「ルート音」(コードの基本となる音)を示します。たとえば、「C」コードのルート音はCです。
「m」は「マイナー」を示し、悲しい感じのコードです。ない場合は、明るい感じの「メジャー」コードを示します。
数字や他の記号は、コードに追加される音の種類を示します。たとえば、「7」はセブンス音が加わることを意味し、コードに特別な響きを加えます。
コードを読むコツ
【ルート音を見つける】
まず、コード名の最初のアルファベットを見て、その音からスタートします。
【メジャーかマイナーかを判断する】
「m」があるかどうかで、コードが明るいメジャーか、暗いマイナーかを判断します。
【追加の音を理解する】
コード名に付いている数字や記号から、そのコードにどんな追加の音があるかを見つけます。
練習してみよう
簡単なコードから始めて、ピアノの上で実際に弾いてみて、どんな音がするか聞いてみましょう。
また、コードの名前を見て、その構成音をピアノで見つける練習をしましょう。
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コードを読むことができるようになると、楽譜がなくても自分で曲を弾いたり、作ったりすることができるようになります。 |
コードを使った練習曲と演奏テクニック

コードを使った練習曲と演奏テクニックを身につけることで、ピアノ演奏の幅がぐっと広がります。
ここでは、初心者でも楽しめる練習曲の選び方と、コード演奏を美しく響かせるためのコツを紹介します。
練習曲の選び方
【シンプルなコード進行の曲を選ぶ】
最初は、C、G、Am、Fなどの基本的なコードだけで演奏できる曲から始めましょう。
これらのコードは押さえやすく、たくさんの曲で使われています。
【好きな曲を選ぶ】
自分が好きな曲やよく聞く曲を選ぶと、練習が楽しくなります。
好きな曲なら、コードを覚えやすく、練習にも熱が入ります。
演奏テクニック
【リズムを大切に】
コードを弾く時、リズムをしっかりと保つことが大切です。
メトロノームを使って練習すると、リズム感が養われます。
【力の入れ方に注意】
コードを弾く時は、力の入れすぎに注意しましょう。
指の力を均等に分けて、美しい響きを出すことを心がけてください。
【転調を試してみる】
一つの曲を異なるキーで弾いてみることで、様々なコードの形を練習できます。
転調することで耳も鍛えられます。
練習曲の例
「ハッピーバースデー」や「きらきら星」などのシンプルなメロディーは、コード練習に最適です。
また、これらの曲は基本的なコードで伴奏ができ、コードの変化も少ないため、初心者におすすめです。
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コードを使った練習曲と演奏テクニックをマスターすることで、ピアノ演奏がより楽しくなります。 |
コード進行の理解と応用

コード進行を理解して、それを音楽に応用することで、もっと色々な曲を弾けるようになります。
コード進行とは、曲の中でコードがどのように変わっていくか、その流れのことを言います。
ここでは、コード進行の基本と、それを使った演奏のポイントを説明します。
コード進行の基本
コード進行は、音楽を構成する大切な要素です。
たとえば、ポピュラーなコード進行には、「C-G-Am-F」のように、特定のパターンがあります。
これを「四つのコード」と呼ぶこともあり、多くの曲で使われています。
コード進行を理解するポイント
【キー(調)を知る】
曲がどのキーで書かれているかを知ることが、コード進行を理解する第一歩です。
【コードの役割を学ぶ】
各コードが曲の中でどのような役割を果たしているかを知ることで、コード進行の意味がわかります。
【耳を鍛える】
聞いた曲のコード進行を推測する練習をすることで、耳がコードの変化に敏感になります。
コード進行の応用
【自分の曲を作る】
基本的なコード進行をマスターすると、それをベースにしてオリジナルの曲を作ることができます。
【アレンジを試す】
既存の曲に新しいコード進行を加えてみることで、曲に新たな雰囲気を持たせることができます。
練習してみよう
簡単な曲から始めて、そのコード進行を把握しましょう。
そして、その曲を別のキーで弾いてみたり、コード進行を少し変えてみたりすることで、コード進行の理解が深まります。
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コード進行を学ぶことで、音楽を深く理解できるようになります。 |
ピアノコードについてのよくある質問

ここでは、ピアノコードについてよくある質問(FAQ)をご紹介します。
Q1: コードを速く押さえられるようになるにはどうしたらいい?
練習と慣れが大切です。
まずは、基本的なコードをゆっくりと正確に弾けるようになることが重要です。
コードを一つ一つ覚えて、それらをスムーズに移動できるように練習しましょう。
また、指の形を保ちながら移動する練習も役立ちます。
Q2: コードの進行が覚えられません。どうしたらいいですか?
コード進行を覚える一つの方法は、曲を聞きながらコードを追うことです。
また、簡単な曲から始めて、コード進行を少しずつ増やしていくことも効果的です。
コード進行を紙に書き出して見ることも、記憶に役立ちます。
Q3: メジャーコードとマイナーコードの違いは何ですか?
メジャーコードは明るく、元気な響きがあり、マイナーコードは少し悲しげで感情的な響きが特徴です。
この違いは、コードを構成する音の間隔によって生まれます。
具体的には、メジャーコードはルート音から長3度と完全5度、マイナーコードはルート音から短3度と完全5度で構成されます。
Q4: 自分でコード進行を作るにはどうしたらいいですか?
自分でコード進行を作るには、まず基本的なコード進行を理解することが大切です。
いくつかの基本的な進行を学んだ後、それらを組み合わせたり、少し変更を加えたりしてみましょう。
実際にピアノで試しながら、どのような進行が好きか、どのような響きが好きかを探っていくことが大切です。
Q5: コードを弾く時、どの指を使うのがいいですか?
コードを弾く時の指の使い方は、そのコードの形や次に移動するコードにもよりますが、一般的には、親指、中指、小指を使うことが多いです。
しかし、指の位置や使い方は柔軟に変えることができ、曲や演奏スタイルによって最適な指使いを見つけることが大切です。
【まとめ】ピアノコードの基礎から上達のコツまで
初心者でも簡単!ピアノコードの基礎から上達のコツまでの内容はいかがでしたでしょうか?
コードを学ぶことで、ピアノ演奏の幅が広がって、より多くの曲を楽しむことができるようになります。
始めは難しく感じるかもしれませんが、基本的なコードを一つ一つ覚えていくことで、少しずつ演奏が楽になっていきますよ。
最初は、基本的なメジャーコードとマイナーコードから始めて、コードの押さえ方と読み方を学びましょう。
そして、練習曲を使って、コード進行を理解していきましょうね。
あとは、やはり毎日の練習が大切です。
コードを自由に使えるようになると、ピアノの演奏がもっと楽しくなるので、最初は大変ですけど、頑張って練習していきましょうね!