「楽譜の読み方が分からない」、「楽譜はどこで手に入れられるの」という悩みを持っていませんか?
ここでは、基本的な楽譜の読み方と、楽譜を無料で手に入れる方法について、分かりやすく解説します。
なお、この文章を書いている私は、、、

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また、ピアノ教室のホームページ作成や集客を行っているWEBコンサルタントです。
ピアノを始めたばかりで、どうやって楽譜を読めば良いか分からない人も、多いと思います。
また、楽譜をどのように手に入れて、どうやって練習していけば良いか分からない人もいますよね。
そのような方のために、楽譜の基本的な読み方や楽譜の入手方法、ピアノ練習のコツなどをご紹介しますので、ぜひ最後まで見てみてくださいね!
楽譜とは

「楽譜とは」、音楽を演奏するための指示が書かれたものです。
楽譜には、どの音を、いつ、どのように演奏するかが記されています。
楽譜は、「五線譜」という五本の線を使って、音符を配置して音の高さや長さを表します。
また、音符だけでなく、休符(音を出さない時間)、強弱記号(音の強さ)、テンポ記号(曲の速さ)など、演奏に必要なさまざまな情報が含まれています。
楽譜を読めるメリットとは
楽譜を読むことができれば、作曲家が意図したとおりの音楽を、再現することができます。
またピアノだけでなく、さまざまな楽器の演奏や、合唱・合奏などで共通の楽譜を使って、協力して演奏することもできます。
初心者の方は、最初は簡単な楽譜から始めると良いでしょう。
楽譜に慣れることで、徐々に複雑な曲にも挑戦できるようになりますよ!
楽譜の基本

楽譜は、おおまかな記号から覚えていくと簡単です。
まずは、楽譜の基本から覚えていきましょう。
少しずつ理解していくことで、楽譜を読めるようになりますよ。
五線(ごせん)
「五線(ごせん)」とは、名前のとおり、五本の線です。
この中に、いろんな記号が書かれていきます。
また、この五線のことを 「譜表(ふひょう)」 といいます。
そして、この五線のどこに音符があるのかということで、音の高さが決まります。
高い(上のほう)に音符が書かれていれば、高い音になります。
「ト音記号」と「ヘ音記号」
次に、音の高さを決める記号を覚えましょう。
これは、五線譜の一番左につけられる記号で、「ト音記号」といいます。
「ト音記号」は、音の高さを指定する記号になります。
そして、これは「ヘ音記号」です。
これも、音の高さを指定する記号で、低い音域を表すために使われます。
大譜表(だいふひょう)
「ト音記号」と「ヘ音記号」の両方が書かれた「譜表(ふひょう)」を、「大譜表(だいふひょう)」といいます。
いままでに解説してきたものの組み合わせになります。
これが、楽譜の基本です。
楽譜の読み方

次に、楽譜の読み方についてお伝えします。
基本的な楽譜の読み方は、ぜひ知っておいてくださいね。
音の高低(高さ)
まず、「ト音記号」です。
大譜表の上段に書かれている部分が、ト音記号の部分です。
そして、その下の低い音が「ヘ音記号」になります。
上記の図のとおり、「ト音記号」と「ヘ音記号」は、二つで一つ、つながっている形になります。
音の長さ
音符というのは、音の高低だけでなく、音の長さも表しています。
まずは、楽譜に出てくる主な「音符」と「休符」について、覚えていきましょう。
おおまかに、音符は「音を鳴らす記号」で、休符は、「音を鳴らさない」(休む)という記号になります。
種類と名前を示しておきますが、だんだん覚えていけばよいですから、いっぺんに覚える必要はありませんので、ご安心ください。
「音符」と「休符」は同じ長さになりますから、セットで覚えると簡単です。
四分音符が1拍の長さの基準になります。
そして、これらの音符や休符が書かれることによって、音の高さや長さが決まって、メロディが形作られるということになります。
♯(シャープ)と♭(フラット♭)
音符には、♯(シャープ) ♭(フラット)などの記号がついています。
♯は、その音を半音あげる、また♭は、その音を半音下げます。
ピアノでいうと、黒い鍵盤を弾くことになります。
♯なら、その音の右隣りの黒鍵、♭ならその音の左隣りの黒鍵を弾くという形です。
楽譜を無料で手に入れる方法

無料で楽譜を手に入れる方法は、インターネットを使えば簡単です。
ネット上には、たくさんの楽譜を無料で提供しているサイトがあります。
ここでは、その中でも特におすすめの方法をいくつか紹介します。
ピアノ教室や音楽教育サイトの無料コンテンツ
ピアノ教室や音楽教育関連のサイトでは、無料の楽譜を提供しています。
これらは特に初心者向けにアレンジされていることが多く、練習に最適です。
・【無料楽譜が800以上】ピアノ初心者のための無料コンテンツ
・ヤマハ「ぷりんと楽譜」- 簡単ダウンロード・コンビニ購入
・ピアノ初心者のための楽譜・弾き方のコツ 【PiaDOOR/ピアドア】
・クラシックピアノ名曲110選
SNSや動画サイトをチェックする
SNSやYoutubeなどの動画サイトには、アーティスト自身が自分の楽譜を無料で公開していることがあります。
また、ピアノを教える人が、練習用にアレンジした楽譜を提供している場合もあります。
【まとめ】楽譜を無料で手に入れる方法
無料で楽譜を手に入れるときは、著作権に注意してください。
著作権が切れている曲や、著作権者が無料での利用を許可している曲を選ぶようにしましょう。
また、ダウンロードした楽譜は、個人使用の範囲で利用することが大切です。
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これらの方法を利用することで、お金をかけずに様々な曲の楽譜を手に入れることができます。 |
初心者向けピアノ練習曲の紹介

ピアノを始めたばかりの人におすすめの練習曲をいくつか紹介します。
これらの曲は、基本的なピアノのテクニックを学ぶのに最適で、練習を通して徐々に上達できるようになっています。
1. 「きらきら星」
この曲は、ピアノを始めたばかりの人にとって最初の練習曲としてぴったりです。 シンプルなメロディーで、指の動かし方や鍵盤の場所を覚えるのに役立ちます。
2. 「メリーさんのひつじ」
簡単な左手の伴奏とメロディーを右手で弾くことで、両手の協調性を養うことができます。 この曲を通して、基本的なピアノの演奏方法を学ぶことができます。
3. 「ジングルベル」
年末になるとよく耳にするこの曲も、初心者におすすめの練習曲です。 リズム感を養うのに役立ち、楽しみながら演奏技術を向上させることができます。
4. 「エリーゼのために」(ベートーヴェン)の簡単なバージョン
クラシック音楽の中でも特に人気のあるこの曲は、簡単なアレンジメントが多く存在します。 基本的なクラシカルなフレーズを学びながら、美しいメロディーを楽しむことができます。
5. 「チューリップ」
短くて繰り返しのあるフレーズが特徴のこの曲は、初心者が短期間で成果を感じやすいです。 単純ながらも、指の独立性を養うのに役立ちます。
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これらの曲は、ピアノを始めたばかりの人が基本的な技術を身につけるために、とても役立ちます。
練習を重ねることで、徐々に難しい曲にも挑戦できるようになります。 |
ピアノ練習のコツ

ピアノの練習をもっと効果的にするためのコツを紹介します。
これらのポイントを実践することで、楽しみながら上達のスピードを上げることができます。
毎日少しずつ練習する
やはり、毎日の練習が大切です。
長時間一度に練習するよりも、毎日短時間でも続けることがポイントです。
これにより、指の動きが自然と身につきます。
ゆっくりと正確に
速く弾こうとする前に、まずはゆっくりと正確にノートを弾くことを心がけましょう。 正確な演奏ができるようになれば、徐々にスピードを上げていくことができます。
メトロノームを使う
リズム感を養うために、メトロノームを使った練習がおすすめです。 一定のリズムを保ちながら練習することで、演奏の質が向上します。
難しい部分を分けて練習する
曲の中で特に難しい部分があれば、その部分だけを繰り返し練習しましょう。 全体を通して弾く前に、難しい部分を克服することが大切です。
リラックスして弾く
緊張してしまうと、指の動きが硬くなりがちです。 演奏中はできるだけリラックスすることを意識し、自然な指の動きを心がけましょう。
楽しみながら練習する
ピアノの練習は楽しいものであるべきです。 好きな曲を選んだり、練習の成果を録音して聴き返してみたりすることで、モチベーションを保ちましょう。
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これらのコツを実践することで、ピアノの上達につながります。
練習は時には大変かもしれませんが、少しずつ進歩を感じることができるはずです。 |
ピアノレッスンについて

ピアノレッスンを受ける方法はいくつかあります。
自分に合った方法を選ぶことで、もっと効果的に上達することができます。
自宅でのオンラインレッスン
インターネットがあれば、どこにいてもレッスンを受けることができます。
オンラインレッスンは、時間や場所を選ばずに受けられるため、忙しい人にもぴったりです。
自分のペースで学べるのも大きなメリットです。
ピアノ教室でのレッスン
直接先生から教わる方法もあります。
ピアノ教室では、他の生徒と一緒に学ぶこともできるので、刺激を受けながら上達することができます。
先生から直接フィードバックをもらえるのも、この方法のいいところです。
家庭教師によるマンツーマンレッスン
自宅に先生を呼んで、マンツーマンで教えてもらう方法もあります。
個人のレベルに合わせてカスタマイズされたレッスンを受けることができるので、効率的に上達することが期待できます。
友達や家族から教わる
知り合いにピアノが上手な人がいれば、基本的なことを教わるのもいい方法です。 気軽に質問できる環境で学べるので、初心者には特におすすめです。
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どのレッスン方法を選ぶにしても、練習は自分自身でコツコツと積み重ねることが大切です。 |
【まとめ】人気曲のピアノ楽譜と読み方入門
無料で簡単に手に入れる!人気曲のピアノ楽譜と読み方入門の内容はいかがでしたでしょうか?
楽譜は、音楽を表すための言葉のようなものです。
楽譜を読むことができるだけで、音楽を何倍も楽しめるようになりますよ。
もちろん最初は、簡単な曲から始めていくことが大切です。
無料で楽譜を見ることができる曲もたくさんありますので、簡単な曲の楽譜を見ながら、練習をしてみてくださいね。
そして、基本を抑えられたら、次のステップへ進むこともできます。
楽譜を見ただけで、鼻歌を歌えるようにきっとなりますよ!
無理だとあきらめていたピアノだって、チャレンジできるはずです。
この内容が、ピアノを楽しむきっかけになれば、嬉しく思います。